2025年4月13日

輪堂千速が送る「Unpacking」実況、“人生とお片付け”を味わうチルな夜

お片付けゲーム「Unpacking」の世界に、FLOW GLOWのDJ兼運転手・輪堂千速が飛び込んだ!この日は少し風邪気味で鼻声ながらも、千速らしいマイペースでまったりとした空気が流れる配信が展開された。終始リラックスしたトーンの中、箱を開ける手元から人生模様がほぐれていく。ここには“片付け”を超えた、千速自身の生活観やリスナーとのリアルな共感が満載だ。

お部屋づくりは“人生を並べる”こと?

配信は鼻声トークからスタート。「フログロの輪堂千速です」と、いつものスタイルも今日はややトーン低め。しかし鼻声すら“カワボ”に転換しようとする姿に、チャットからは「カワボ狙ってる?」と盛り上がり、独特の親近感と脱力感が生まれる。

ゲームは1997年から始まる女の子の成長物語。段ボールから次々と現れるぬいぐるみや本、サッカーボールを「可愛い!」「これ知ってる!」とひとつひとつ愛でながら配置してゆく千速。収納スペースに悩みつつ「片付けできる女かもしれない」「ぬいぐるみはベッドに一緒に寝かせよう」など、ゲームと現実の感覚が見事にリンクする。台所やクローゼットで展開される細かな収納のこだわりや悩みは、リアルな一人暮らし経験をにじませるトークでリスナーも思わず共感。

“片付け”から浮かび上がる成長と人間模様

物語が進み、主人公は一人暮らしを経てシェアハウス、さらには同棲相手との生活へ。箱の中から見覚えあるアイテムが現れると、「このバッグ知ってる」「バイト先エプロンも健在」と成長や人間関係の変化が明確に。モノの置き場所に悩みながら「思い出が相手に合わせて飾れない時もあるのか」「自分らしさと折り合いをつける瞬間がエモい!」と千速は時にしみじみ語る。

靴や洗剤、下着といったアイテム分類にも、「勝負用下着って何だろう」「男の人はボクサーパンツに気合入れる?」と、日常の素直な疑問が炸裂。リスナーとの国際交流も白熱し、海外の靴事情からバスルームの入り方、スリッパ文化まで詳細に盛り上がる。ちょっとした疑問を即時チャットに投げかける千速の姿に、まるで雑談カフェの心地よさが生まれる。

ゲームを通して見えてくる“暮らし”と“成長”

ステージが進むにつれ、モノと共に家族やパートナーとの時間、好みや価値観の変化が色濃く浮かび上がる。「このゲーム、思ったよりも深い」「大人になるってこういうことか…」とぽつり語られる言葉が、観ているリスナーの胸にもぐっと刺さる。カーテン選びや部屋づくりに真剣な千速のエピソードも、どこまでもリアルで温かい。

そして“好きだったものが減っていく寂しさ”“新しい人生と共に変わる暮らし”──そんな“人生の引っ越し”を、千速はユーモア交えて実況。最後までリラックスした雰囲気で包まれたまま、「これ、人生ゲームだよね…」としみじみ。

自分らしさを大切にしたい人、懐かしさを味わいたい人、暮らしの中に小さな成長を見出したい人──誰もが思わず心を預けたくなる、“無造作もおしゃれ”な夜だった。千速と共に、またナンシー(と名付けられたゲームの主人公)の物語の続きを見守りたい。

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