七次元生徒会が魅せる!ドラマチックで痛快な「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」カバー
バーチャルの学園ドラマが、熱いステージへと早変わり──。にじさんじの人気ユニット「七次元生徒会」が、話題の楽曲「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」を情感たっぷりに歌い上げ、リスナーの心を釘付けにしている。
笑いとスリル、七次元生徒会ならではの世界観
七次元生徒会が繰り広げる「歌ってみた」は、ただのカバーに収まりきらない。メンバー全員の持ち味が鮮やかに光り、聴き手を想像の教室へと誘う。「さっと数えて40名」から始まる独特な緊張感、密告合戦のコミカルとスリリングが交差する歌詞展開。これらを七次元生徒会の彩り豊かなボーカルが立体的に表現することで、原曲の世界観に新たな息吹を吹き込んだ。
リスナーからは「うえーい!」「歌詞ください」とライブ感満点のチャットが飛び交い、画面の向こうも一体感に包まれていたのが印象的。教室を舞台にした物語が、まるでドラマのように進んでいくこの楽曲に、七次元生徒会のメンバーが見事に呼応する。
魅力は“見逃さない”リアリティ
注目すべきは、歌詞の一つ一つに込められた“見逃さない”鋭さとコミカルな表現だ。「どんな小さな罪も見逃さないように」「嫉妬あたりに渡すの」など、絶妙な言葉選びが笑いとスリルを同時に演出する。さらに「ブラックリストのクラスの皆さん」「密告だ先生に言ってやろう」とエスカレートしていく展開に、リスナーの気分もどんどん高まっていく。
七次元生徒会メンバーのキャラクターが、それぞれの言葉に込められた熱量を余すことなく表現。さながらアニメの一場面が音の中に生まれるような臨場感が漂う。
テンポが止まらない「ダッダッダ!」の魔法
「チュルリラ・チュルリラ・ダッダッダ!」というタイトルにも現れているリズミカルな“ダッダッダ!”は、聴いているだけで思わず身体がリズムを刻みたくなる。「さあさあ密告だ先生に言ってやろう」――サビ前の駆け上がるようなテンションは、歌唱陣のパフォーマンスにもピッタリ。さらに人数が減っていくたびに、声の熱量や緊張感が高まり、最後の“生き残り”に向けた突き抜けるパワーが炸裂する。
クリエイターチームのこだわりも光る
イラストや動画、ミックスには多彩なクリエイター陣が参加し、その完成度も見逃せない点だ。音と映像が一体となり、七次元生徒会の個性や物語をより濃厚に伝えてくれるのは、ファンにはたまらない工夫。
進化を見せる“歌ってみた”の新境地
七次元生徒会の今回のカバーは、単なる楽曲の再現ではなく、“学校ドラマ×バーチャルアイドル”という独自の切り口でリスナーを物語の中へと引き込んだ。「最後のひとりになるまで終わらないわ」のフレーズさながらに、エンタメのど真ん中を一気に駆け抜けるような刺激的な時間を届けてくれる。
バーチャルでもリアルを超えるパッション──。七次元生徒会の魅力が、また新たな形で証明された配信となった。
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