2025年4月17日

哲学とドーナツ、そして「海妹四葉」らしさ全開の選択劇場!

にじさんじ所属のバーチャルライバー、海妹四葉による配信「ドーナツの穴を考える」。そのタイトル通り、一筋縄ではいかない選択と哲学がリスナーの脳にドーナツのエネルギーを送り込んだひとときとなった。

ドーナツの穴に思考を巡らせて

配信序盤、リラックスしたテンションで始まった四葉。BGMの調整トークやドーナツ談義でゆるーくリスナーの心を掴みつつ、話題は「ドーナツの穴ってどこまでが穴?」という斬新なお題へ。Excelのオートフィル機能を例えにして、ドーナツの連続性を語るあたり、彼女の論理の展開とひらめきが四葉ワールド全開だ。

リスナーからも「実に論理的」「さすが文学少女チョコ」の声が飛ぶ。「半分を超えたら穴じゃなくなる」など、何気ない問いにも全力で思考を回転させる真っ直ぐな姿が際立つ。

究極の選択、肉か魚か?

ゲームが進むにつれ登場する「肉か魚、どちらかしか食べられないなら?」の人生級選択。焼肉派か海鮮丼派か、ジビエは苦手だけど鶏肉はOK、それとも刺身LOVE? 四葉は悩みに悩むも、「リアルに普段食べているから肉!」と現実的かつ自然体な思考が光った。

リスナーもチャットで「ハンバーグ派多い」「やっぱり魚の方が種類豊富」など様々な価値観を見せ、"自分だけのこだわり"を大切にする四葉に共感と拍手が集まった。

たこ焼きの定義合戦

さらに投げかけられた「半分に割ったたこ焼き、どこまでがたこ焼き?」という謎哲学にも持ち前の思考力で全力回答。「チョコが入ってても形がたこ焼きなら、それはたこ焼き!」という四葉流ジャッジに、リスナーから「たこ焼きのアイデンティティをなめちゃいかん」「ぜんぶたこ焼き!」との熱い支持が巻き起こった。

配信で伝わる四葉の“らしさ”

本配信では食の話から、村人の協力性を問うRPGの話、「そんなつもりじゃなかった」への許容問題、植物の命の存在、臓器くじ制度への倫理感、そしてスワンプマン問題まで、バリエーション豊富な哲学ネタが次々投下。

そのすべてに対して、四葉は飾らず、自分の考えを早口テンポでしっかりと言語化。「全部思考垂れ流しでしゃべってる」と本人が語る通り、脳内のグルグルをそのまま言葉にしていくスタイルがリスナーに“海妹四葉らしい”と大評判。コメント欄でも「論理的」「悩むポイントがリアル」と温かい反応が続々。

“選択”にゆれる心もまるごと

最後の出口選択で彼女が大切にしたのは「どちらでも良いなら私は前に進みたい」というブレない思い。人生の選択は正解がなくても「自分が納得できる方へ進んだらいい」という海妹流のエールが響く。

リスナーとのやりとりも「討論になりすぎず、互いの思考を尊重する空気が心地よかった」との声。ゲームを通じて自分や他人の価値観に寄り添えた時間となった。

“日常”に根ざした四葉流の温かさ

配信の終盤にはドーナツの思い出話や現金派トーク、みんなとの哲学対話への感謝も挟みつつ、リスナー一人ひとりへ「自分のペースで、無理せずに」という柔らかなメッセージを忘れなかった四葉。

哲学でも雑談でも、真剣な議論も楽しいネタも、すべて等身大で語り合う彼女らしい一夜。「考えるの好き」「悩むのも好き」と話す言葉の一つひとつに、自分の気持ちを大切にしてほしいという海妹四葉らしい”やさしさ”がにじむ配信だった。

――ドーナツの穴のように、正解の無い答えでも「自分らしく」考えていく。その四葉らしさは、次の選択もきっと、ハッピーな輪っかにしてくれそうだ。

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