2025年4月17日

メディアで国が変わる!? 夢追翔、ヘッドライナーで“悪徳記者”ロールプレイに挑む

にじさんじ所属のバーチャルシンガーソングライター・夢追翔が、報道機関の編集責任者として“国を動かす”異色ゲーム『HEADLINER』を実況。その独特な語り口と抜群の解説力で、視聴者(リスナー)をまるでニュース編集室の現場にいるような臨場感のなかへといざなってくれた。

“世界征服”気分で始まる、決断の連続

夢追翔は冒頭から「世界征服者の気分を手軽に味わえるゲーム」とテンション高くスタート!『HEADLINER』は架空国家ギャリクシアの大手メディア「ギャリメディア」でニュースの採否を決定し、国民や社会情勢にリアルタイムで影響を与えるゲーム。プレイヤーは家族を持つ編集長という設定で、発信する記事ひとつで世論や自分の家族の生活まで左右されていく。

リスナーからは「楽しそう!」「記事選び迷うな~」と盛り上がる声が。夢追自身はこうした盛り上がりの中、徹底して“偏向報道・極悪記者ロールプレイ”を選択。一切のブレを見せず、世論誘導の恐ろしさを全力で表現した。

“あえて悪徳”で体感!記事選びが社会を動かす

ゲーム内では差別や偏見、遺伝子組み換え民 VS 純真主義者(非組換え者)など、攻めた設定が満載。夢追は記事「純真主義者は経済の足かせ」といった過激な内容もバンバン承認。会社の意向や数字重視で、家族も巻き込まれながらも徹底的に報道のチカラをフル活用。

オフィスで記事を判子で仕分けするシステムには「めちゃくちゃリアル!」「承認スタンプ押し放題!」と実況にも熱が入る。一方、娘ジョニーや妻ユメコの発言には、人間ドラマを強く感じている様子。「これ家族がまともすぎる…」「実際の記者もこうジレンマなんだろうな」との感想も。ときに視聴者コメントも拾いながら、事実と“見解”の線引きやメディア・リテラシーの大切さもさりげなく語り込んだ。

家族パートはハートフル、夢追流の葛藤描写も

国が社会混乱に向かう一方、家族とのやりとりには温かい場面や葛藤もあふれる。奥さんの病や娘の進学、経済的問題といったシビアな選択が次々に現れ、中にはリスナーも「家族エピソード沁みる…」と感情移入。「会社の意向だから…」と“責任”と“家族愛”を両立させたい気持ちを茶目っ気たっぷりに演じた。

後半は選択の積み重ねが国全体の混乱や暴動へと繋がり、最終パートには苦味のある結末も。報道と社会の相互作用、その結果が家庭へ及ぶリアリティは「このゲーム、ものすごく考えさせられる…」と多くのリスナーから反響を呼んだ。

行きつく果ては――エンディングの重さも夢追流

報道を通じて町が混沌と化し、家族にも犠牲が及ぶ。夢追は「仕事で成果を上げても守るべき家族がいないなら意味がない」と語り、最後には“悪徳記者”の報いにもしっかり言及。実況を通じ、笑いとシニカルさ、そして社会への問題提起を巧みに織り交ぜてくれた。

「選ぶ言葉ひとつで社会が変わる」を徹底して体験した今回の配信。夢追翔ならではの緩急自在のトークが冴え渡った90分だった。リスナーにも「現代社会の縮図」「ほんとに“報道の力”感じた」と強いインパクトを残す極上の一夜となった。

夢追翔の次なる“社会派”ロールプレイにも期待が高まるばかりだ。

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