初心者も大歓迎!儒烏風亭らでんと巡る、5月の全国美術館展覧会スペシャル
ReGLOSSの芸談担当、儒烏風亭らでんが賑やかに届ける「気まぐれ薄明ラジオ」が帰ってきました!今回は美術館初心者もリピーターもわくわくの、日本各地で開催中の21展覧会を駆け巡るスペシャル。美術館デビューのコツから、らでん流の鑑賞術、そして各地の推し展覧会まで、1時間超にぎやかトークのエッセンスを余すことなくお伝えします。
美術館入門:らでん流Q&Aで不安解消!
「どんな服装で行けばいい?」「荷物はどうしたら?」「事前に調べることは?」…そんな疑問も、らでんにかかれば一刀両断。美術館にドレスコードはナシ。足に負担が少ない履き慣れた靴と、体温調節用の羽織りモノの持参を推奨するあたり、らでんの気配りが光ります。
荷物はロッカー利用がベスト。大きなリュックやバッグも、会場でしっかり預けて心も体も身軽にアート散策。休館日や予約制の有無、最寄り駅といったポイントを押さえておくだけで、美術館体験の安心感もばっちり上昇。
作品の事前知識については「何も調べずに見るドキドキ感こそ宝!」と、らでんならではの初見重視スタイル。気になる人は下調べOK、でも“まっさらな感性”で受け止めるからこその感動もアリ、とのアドバイスにうなずきたくなります。
らでんの美術館あるある&おすすめ鑑賞法
ラジオには、「美術館に夢中で目が乾く」というリスナーからの悩みも。らでんいわく、美術館は作品保護のため空調が乾燥気味。だからこそ会場の休憩スポットやカフェを活用したり、こまめな小休止も忘れずに。
展覧会の楽しみ方としては「2周法」を提唱。一巡目は文字説明にとらわれず、ひたすら直感で作品を眺める。お気に入りを見つけたら、二巡目はその背景や作家情報、じっくり文字に目を通して深掘り!自分だけの「宝」を発見する旅が味わえます。
各地イチ押し展覧会を一気見!
さて本番の展覧会紹介コーナーへ突入。北から南まで、日本の美を味わい尽くすバラエティ豊かなラインナップです。
札幌芸術の森美術館「コスチュームジュエリー 美の変革者たち」
シャネルやディオールらオートクチュールの特注ジュエリー、見ごたえのある数と技の競演!十和田市現代美術館「エルヴィン・ヴルム 人のかたち」
膨張した車や奇妙な人型オブジェに出合える、ユーモアと不思議の彫刻展。日本初の個展は要注目。大阪市立美術館「日本国宝展」
全国の国宝が集結、リニューアル記念にふさわしい“宝探し”展示。展示替えも多いので公式サイトで出品チェックを。奈良国立博物館「超国宝―祈りのかがやき―」
祈りの歴史がきらめく一堂、タイトル通り心まで浄化されるとらでん大絶賛。京都国立博物館「日本美の螺鈿ー異文化交流の奇跡―」
異国との交流が生み出した日本美術の粋、俵屋宗達「風神雷神図屏風」など垂涎ものの名品が集結。九州国立博物館「特別展 埴輪」
武人埴輪5体初集結の歴史的瞬間がここに!古代ロマンに浸ってみたいなら急げ。兵庫県立美術館「パウル・クレー展」
クレーと仲間たちの夢と遊び心が交錯する星座のような展覧会。東京・国立西洋美術館「西洋絵画、どこから見るか?」
ルネサンスから印象派を“自由な視点”で楽しむ、初心者にも優しい体験型展示。徳島県立近代美術館「君に夢中♡学芸員のお仕事と愛しき人間像」
ラブレターも書ける学芸員体験&コレクション展に、らでんも興奮気味!その他にも石岡瑛子デザイン(富山)、ゴッホ・インパクト(箱根)、ガラス工芸(箱根)、北斎のデジタルアート(熱海)、美人画の極み上村松園(大阪・東京)など、ジャンルも地域も盛りだくさん。
初心者でもリピーターでも、アートは自分仕様で楽しめる!
「撮影ルールはしっかり守る」「会場で自分だけのペースを大事に」「感じたままを言葉にしてOK」…らでんの配信には、初めての緊張もあっという間に消してくれる“アートの味方”ヒントがぎっしり。
この5月は、らでんと一緒に全国の美術館で“初めて”と“感動”を集めてみませんか?自分だけの“お気に入り”がきっと見つかるはずです。
次回の気まぐれ薄明ラジオも、どうぞお楽しみに!
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