2025年4月9日

春の別れに心震わせる――サロメ流「切なライブ」で魅せた春の歌枠

VTuber界のゴージャスお嬢様・壱百満天原サロメが春真っ盛りの4月に開催した歌配信、その名も「春の別れ歌枠」に、多くのリスナーが酔いしれた。今回は桜舞い散る季節の「出会いと別れ」をテーマにした選曲と、サロメ流絶妙トーク&パフォーマンスが炸裂するステージとなった。

春の歌枠はディナーショー!? 切なライブでリスナーを魅了

冒頭から「もしもし?」のナチュラルな挨拶に始まり、久々の歌枠をちょっぴり緊張しながらも自身のペースに即座に引き戻すサロメ。体調も回復したという言葉にリスナーからは安堵の空気が流れる。今回のテーマは「春=出会いと別れ」。サロメらしい視点で桜の名曲や卒業ソングを封印し、敢えて“別れ”にスポットライトを当てた選曲で、春の切なさをしっとりと表現する構成に。

歌唱パートでは、「高架橋を抜けたら…」という情景的な歌詞の楽曲に始まり、桜とともに舞い落ちる切ない感情を描いたナンバーが続く。リスナーとの距離を意識しながらも、あえてカラオケとライブの狭間を演出する“ディナーショー”感覚が新鮮。随所で「これライブじゃん」「これはディナーショーじゃない?」とリスナーと掛け合い、冗談を交えつつも、歌の世界にしっかり引き込んでいくスタイルはさすがの一言だ。

こだわり選曲で“春の別れ”を体現

2曲目以降も、“桜”や“別れ”をモチーフとした珠玉の楽曲が並ぶ。「もう好きじゃない…でも本当は…」と、恋の葛藤をポップに綴る一曲では、切なさに満ちた歌声で共感を呼び、「ラブストーリーそれは予想通り…」と始まる別れのバラードでは、リスナーの心に深く響く情感を届ける。

「ライブなのかカラオケなのか問題」に終始こだわるサロメのトークにも注目。リスナーから「これはライブだ」「カラオケじゃない!」とツッコミが飛び交い、サロメ自身も「ディナーショーかしら」「メニュー表見えたらライブ」「デンモク貸しませんわよ」と配信ならではのやり取りで場を盛り上げる。カラオケボックスの雰囲気すらもライブ会場へと昇華させてしまう手腕には、多くのリスナーが引き込まれた。

切なさも冗談も全部サロメ流! ライブ慣れMCも冴え渡る

本格的な歌唱とお茶目なMCの融合も、サロメ配信の醍醐味。曲の合間には「ミスをリカバーするのもライブ経験者の腕前」と語る余裕も垣間見せつつ、「ギリライブ」「ライブ更新中!」と自身のライブをノリ良くアップデート。リスナーとのコメントのキャッチボールも見事で、「今日一番のライブでした」という声には「もっと更新していきますわ!」と頼もしい一言も。

終盤には、奥華子好きが高じて「奥華子さんの楽曲オンリー配信やってみたい」との野望も告白。ラストソングから待望のアンコールタイムまでも“ライブあるある”を徹底再現し、コメント欄には「アンコール」の嵐。衣装チェンジという粋な演出の後は、春の別れを代表する名曲「天城越え」でフィナーレを飾るという、贅沢なステージとなった。

サロメの“春”は感傷と笑顔の両立!

春の別れという寂しさにまっすぐ向き合いつつも、リスナーと共に笑い合える温かさ。“ライブ”と“カラオケ”の垣根も超え、誰もが主役になれるサロメの歌枠は、今年も春の共有体験として、多くのリスナーの心に刻まれたことだろう。

今年の春はサロメの“切なライブ”と共に――また新しい思い出の彩りが増えていきそうだ。

この記事をシェアする

コメント (0)

コメントを投稿

このキーはコメント削除時に必要です
0/1000
まだコメントがありません