【 RimWorld 】完全初見プレイ!この世界を救いたい‥🌎🌠【小清水 透 / にじさんじ】
RimWorld 初見の寒冷沼地で二重壁と逆コの字要塞を構築!火災連鎖と襲撃を乗り切り捕獲に挑む 小清水 透さんのサバイバル建築戦
配信の見どころは、二重壁と「逆コの字」通路で敵AIを回す迎撃路づくり、冬前の衣服量産と電力設計
配信タイトルどおり、ゲームはRimWorld。完全初見の小清水 透さんが選んだのは低温帯+沼が絡む厄介な立地で、海や孤島も候補に入れつつ最低気温の厳しさを理解したうえで決断したのが印象的だった。最高気温が低いエリアは最低気温がやばい、とマップを睨みつける声がリアルだったし、孤島という変化球も真剣に検討していた。導入MODは見た目中心と明言し、バニラ準拠の思考で挑むスタンスが潔い。コロニー設計は最初から攻守の両立を狙い、守備や狩り、病人看護まで役割が噛み合うメンバー構成を妄想しながらワーク優先度の骨格を考える流れ。守ったり、狩りに出たり、病人対応まで含めたシナジー計画は、序盤から終盤までの線が見えていて頼もしかった。その一方で、研究の進みと実用の乖離、タレットを開けても触れない資材不足の現実を過去回から学んだ語りもあり、今回は使いこなすことを目標に据えていた。配信の見どころは、二重壁と「逆コの字」通路で敵AIを回す迎撃路づくり、冬前の衣服量産と電力設計、そして火災→襲撃→捕獲の連鎖に医者不在で挑む修羅場だ。どの局面でも小清水 透さんの反応は素直で、驚きや焦りがそのまま意思決定に反映されていく。結果、破綻しかけながらも立て直すRimWorldらしいドラマが詰まっていた。
逆コの字の通路と二重壁 扉誘導で賊を回す基地設計
今回の設計の核は「遠回りさせて撃つ」である。自然地形を活用したG字やコの字の迷路案を何度も検討し、遠すぎると敵が壁破壊に切り替えるリスクまで計算に入れて出口と射線の折衷案を作った。Gの形で来させると面倒で壁をぶち破る可能性、という敵AIの閾値への警戒が、RimWorld経験者の助言を得たかのように鋭い。最終案は二重壁+逆コの字で入口を絞り、扉の視認ルールを利用して「誰かがドアを通る動作を見るまで扉を攻撃しない」という仕様を活かすもの。これにより扉を見せずに通路を曲げれば、賊はドア殴りに移行しづらい。扉に反応する習性も織り込み、正面にはあえてドア面を見せない配置で最短ルート誘導を狙う判断が光った。「入口一個に絞ってぶっ◯しゾーンを作ると楽しい」という視聴者の定番アドバイスも受けつつ、実装はあくまで自分の頭で噛み砕いて設計していたのが良い。射撃命中は遮蔽物で落ちること、草木や岩が命中率を下げる仕様まで意識して通路に自然カバーを残し、交戦中の回避を上げる工夫も忘れない。端のマップ外周は建築できない制約があるため完全包囲が難しいというチャットの注意点も踏まえて、囲い込みの欲張りは避けた。成功場面としては、通路の最短指定がきちんと通るのを確認した瞬間が象徴的で、歩行エリアだけをピックするゾーン設定の要領をつかんだのが今後の防衛強化につながる。一方で失敗は、資材不足で扉の付け替えが遅れたこと。出入りが遅すぎて不便と嘆きつつ、優先すべき工事が見えたのは収穫だ。
ベリーと米を回す台所 運搬優先とゾーン管理のてんやわんや
食糧線はベリー採集と米栽培、簡易調理台での肉料理回しが基礎。フードストックのフィルタを一つずつ確認しながら、生肉、畜産物、加工品、ペットフード、食事のカテゴリを洗い直す細かい管理が進む。冷蔵室と調理場の動線は「冷蔵庫内調理」を検討して短距離搬出入を狙う発想。冷蔵庫内に調理台を置いてもOKかを迷いながらも、基本作業場と食料系の分離を目指す設計は合理的だ。序盤は運搬が命と見て全員の優先度を2に上げ、掃除は3に落とす。これで研究や建築が回り出すと踏んだ判断は的確で、実際に研究の進捗を確認しながら調整していた。ゾーン管理では、畑の作物を入植者や動物が勝手に食べる問題に悩み、柵やエリア制限を考え始める流れ。畑のものを勝手に食う、と口に出した瞬間に、視聴者からの「余裕があったら柵で畑囲いたい」という声が背中を押した。現地野生動物相手のトラブルも多く、クーガーに絡まれて壊滅しかけたケースはまさにRimWorldあるある。今回はクーガーが別の獲物に向かってくれたのを「命拾い」と表現するほどギリギリのラインを渡った。栄養失調のアラートが灯って慌てて食事ラインを再編する場面もあり、台所は常に火の車だ。そんな慌ただしさの中でも、肉焼きやストック制限をていねいに積み上げる姿が、小清水 透さんのRimWorld適性の高さを証明していた。
地熱とバチバチの電線 冬支度と被服クラフトの地獄
電力は地熱発電を早めに候補に入れたが、設置位置の熱で畑が枯れないかという疑問が先に立つ。地熱近くの畑は暑くて育たないのかという直感は、RimWorldの熱管理の肝を突いている。加えて大問題は配線。前回の「バチバチ」が何由来かを掘り下げ、地面埋設タイプと壁埋設タイプの違いを再学習。全部これ(地面埋設)でよかったのに、壁埋設に切り替えたせいでトラブルが増えたのでは、と自己検証していた。視聴者からも「全部埋める形の電線にして、バッテリーに屋根を付ければバチバチしなくなる」という王道の助言が届き、次の配線改修の目標が固まる。冬支度はさらに苛烈だ。防寒着の要求が重なり、服の制作が間に合わない現実と、着衣の劣化率の高さに悩まされる。劣化中の装備を避けるかどうかまで迷い、結果として作業キューは「服→石材→壁」と地獄の三段重ねに。しかし冬の皮肉は味方でもあり、外に置きっぱなしの食材が自然冷凍庫化する発見で、一部の鮮度問題は救済された。将来的な電力拡張を見据えつつ、今は焚き火やトーチ、使い切りの防衛ギミックも許容。使い切りでも、守れると考えれば悪くないという割り切りが、厳しい季節を越える芯になっていた。
火事のあとに襲撃 捕獲狙いと医者不在の止血戦
最もRimWorld的な瞬間は、火事の消火を急がせた直後に襲撃が被さるやつだ。アイゼンに「今すぐ消化しろ」と命じ、その直後に来る襲撃通知に「いやらしい」と漏らすタイミングが完全に地獄。RimWorldの理不尽さを全身で浴びていた。それでも二重壁と逆コの字ルートが効いて、敵の侵入は予定ルートに乗る。ベッド誘導や扉の視認仕様を組み合わせ、ドアを見せずにルートを通す工夫は実戦で生きた。倒れた敵を捕獲チャンスと見て、医療スキルが低い者でも応急で止血へ。医者じゃないけどやるしかない、という修羅場感が画面に満ちる。ただし今回は「揺るぎない忠誠心」持ちが混じっており、素のゲームでは仲間化不可能という冷徹な壁にぶつかる。一連の混乱の締めとして描かれたのが、ダウンした敵が「猫に食われたのか?」と勘違いするほどズタズタだった事件。実際は出血死後に猫が齧った形跡で、本人も勘違いに気づいて胸を撫で下ろすというブラックジョーク的展開だった。この間、拠点側は栄養失調の警告や運搬不足、病人のケアまで重なり、完全に多重苦。それでも優先度の組み替えや一時的なゾーン制限で被害を局所化し、どうにか日常へ戻していく手腕は見事だった。
火災鎮火の指示直後に襲撃通知が重なる理不尽チェーン
扉の視認条件を利用した通路テストで敵の動きを固定化
倒れた敵が猫に齧られていたことに気づく衝撃の瞬間
栄養失調の警告に慌てて食事ラインを再編する場面
バチバチの配線を仕留める 配電盤と研究の小勝ち
電力線の再学習は地味だが大きい勝ちだ。地面埋設タイプを基本に、バッテリーへ屋根をかける配電盤をつくるという次のアクションが明確化し、前回の不具合の答え合わせを完了させた。また、研究は運搬を全員で回す方針で詰まりを解消し、進捗を逐一確認。順番にやるより同時進行が効率的という気づきも得て、序盤のフローが目に見えて改善した。地熱発電機の設置感覚や、中央寄りに置くかどうかの悩みまで、試行錯誤そのものが学習であり成果だ。一方で、扉の取り替えが遅れて出入りが詰まったり、建て替えで大量の木材が無駄になる懸念に悩まされたりと失敗も多い。そうした後悔が、次の建築材料の選択や屋根範囲、倉庫形状の見直しへと繋がっていくのがRimWorldの楽しさであり、小清水 透さんの配信が「学びの連鎖」になっている理由でもある。最終的には「自然冷凍庫」や「地熱一定出力」など、環境を味方につける発想でリソースの目減りを抑制。こうした小さな勝ちを積み上げる姿は、視聴者にとっても役立つ実例になっていた。
寄生虫と捕虜とメンタル 崩壊ラインでのコロニー運営
医療班が薄い今回のコロニーに、寄生虫が刺さる。経過観察で少しずつ治っていると確認しつつも、ちゃんとした医者がいないから治せていない実感が強い。応急処置レベル、と自嘲する表情に重みがあった。加えて捕虜運用も難航。「捕獲チャンス」と沸いた瞬間はあったが、揺るぎない忠誠心持ちやメンタルのクラッシュで、勧誘線は切れてしまう。それでもワークは動かす。運搬2・掃除3・研究の専属化という基本線を維持しながら、調理と建築の二刀流をアイゼンに背負わせるクソハードなマルチタスクで凌ぐ。冬の大雪で全体の行動速度が落ちるなか、被服が足りない問題が追い打ちをかける。服の制作が間に合わない、という嘆きは現実で、手持ちの被服が劣化中か否かまで気にしなければならない。それでもベリーや米、星草の資材まで含めて一つずつ堆積させる粘りで、終盤には精神状態が持ち直した入植者も出始めた。持ち直した、という言葉にこちらも安堵した。
最高潮は「炎と血と猫」 二重壁が間に合い捕獲へ繋がる
配信で最も盛り上がったのは、火災の後に襲撃が重なる地獄のスパイラルだ。消火命令を飛ばしながら射撃組を通路に叩きつけ、完成し切っていない二重壁と逆コの字で「見せない扉」運用を敢行。敵のAIは確かに通路へと吸い込まれ、ベッド誘導のルートも想定どおり動いてくれた。遮蔽物ごしに撃ち合う最中は、草や岩で命中率が落ちる仕様がむしろ味方になり、相手の弾が抜けない。ここで一人が倒れ、捕獲に切り替える判断がスムーズだった。倒れているなら成功率は高い、というチャットの後押しもあり、足元の医療ベッドへ担ぎ込む。だが医者不在の現実は厳しい。オブリンが医者もどきで止血に挑み、包帯と薬草をもって延命を試みるが、結果は厳しかった。その直後、画面に映った死体の損壊に小清水 透さんが絶句。「猫が食った?」と勘違いするほどの凄惨さに騒然となるが、実際は死亡後に猫が齧った可能性だと気づき、周囲と一緒に胸を撫で下ろすブラックユーモアなオチ。チャット欄も「猫が頭かじっちゃったか」「肉になってからかじってる」と半笑いで場を和ませた。この騒動の前後では、カサンドラが活性化しているのではと視聴者がざわつくほどイベントが続き、拠点の心情がガタ落ちする緊急事態にも発展。ここで小清水 透さんは、優先度とゾーンの切替で最低限のラインを守り、崩壊寸前から引き戻す。RimWorldは唐突に一瞬で崩壊する、と視聴者が語る理由を、真っ正面から体験して乗り越えた瞬間だった。
締め 小清水 透さんの「学び」で積んだ成果 次回はドア完成と医療体制
今回の成果は、初見でも敵AIのルーティングを理解した通路設計と、配線・電力・冬支度の要点を体で覚えたことに尽きる。二重壁と逆コの字は実戦で機能し、扉の視認仕様とベッド誘導の合わせ技も手応えあり。遮蔽物の命中率低下や端部の建築不可といった基本仕様の理解も進み、基盤の学びは揺るぎない。一方で課題は明白だ。医者不在での寄生虫ケア、被服クラフトの遅延、扉の付け替え優先、バッテリーに屋根、配線の埋設統一。これらは次回着手すれば一気に安定度が上がる。研究については、前回「開けても使えない」状態だったタレットまでの道筋を、運搬と同時進行を意識して短縮できそうだ。そして何より、火災と襲撃の同時多発を「理不尽」と言いつつも楽しめていた胆力が心強い。RimWorldの醍醐味は破綻からの立て直しであり、小清水 透さんはそれを確かに見せた。次回はドアを完全化し、冷蔵庫と台所の動線を固め、医療担当の確保かスキル育成を進めてほしい。捕虜運用はDLCがなくてもいける相手を見極め、無理なら解放や身代金で負担を減らすのが現実的だ。揺るぎない忠誠心相手は素での勧誘不可という壁を知った今、選択の幅は広がった。学びを積むたびに強くなるコロニー。次の配信では、今日つくった「通らせる道」が完成形へ近づくはずだ。
参考リンク
- RimWorld公式サイト(ゲームの基本と最新アップデートはこちら): https://rimworldgame.com/
- にじさんじ公式サイト(所属情報と最新ニュース): https://www.nijisanji.jp/
- 小清水 透さん 公式YouTubeチャンネル(配信アーカイブと今後のスケジュール): https://www.youtube.com/@KoshimizuToru
配信内で触れられた仕様の補足
- 地熱発電は一定出力で、過冷却・過熱対策と屋根の確保が安定運用の鍵である。
- バッテリーと配線は地面埋設+屋根が基本。壁埋設は漏電要因となりうるため、今後の改修が有効だ。
- 扉は「誰かが通るのを見られる」まで敵が攻撃に移りにくい。通路の曲げと視線管理で誘導が安定する。
この配信の魅力は、机上の空論ではなく、失敗と成功をそのまま積み上げる実況体験だ。通路一本、扉一枚、焚き火一基が生死を分ける。小清水 透さんのRimWorldは、その当たり前の厳しさを、笑いと驚きと共に実感させてくれる。次回の進捗と、新たな悲鳴と歓喜を楽しみにしている。