2025年4月3日

チームヘラクレスが刻む“Doubtful one chance”――緑仙率いる新曲が夜の街に響く

にじさんじの個性派VTuber・緑仙/Ryushenが、仲間たちと挑んだ最新ミュージックビデオ『Doubtful one chance』が公開された。チームヘラクレス2024メンバーとともに紡いだこの一曲は、夜の街に蠢く焦燥と希望が交錯する、特別なドラマを感じさせている。

歪な理想と本気の遊び心――熱が伝わるミュージックビデオ

ミュージック&歌詞を手掛ける渡辺壮亮氏の巧みなペンが走った“Doubtful one chance”。MVの舞台となるのは“Only black clothes are allowed.”の一文で彩られる不穏さ漂う夜の街。緑仙たちの息遣いが混ざり合い、「歪な例外の理想」「イカれたブレーキ」といったフレーズがリスナーの心を惑わす。

注目は、「これはただの遊びじゃない、でも遊ばなきゃつまんないじゃん」という、ゲーム実況者ならではの“本気”と“エンターテインメント”の間を行き来する世界観。単なる敗北を甘んじて受け入れず、「昨日の負けを認めて始まるday to day」と決意の一歩を踏み出していく姿には、見ているリスナーも自然と気持ちが熱くなる。

チームヘラクレス2024――各自の個性が炸裂

今回歌唱を担ったのは、緑仙をはじめとするNagao Kei、Ryusei Rotan、Matsumotogumiという多彩なメンバー。彼らが放つ歌声のコントラストと、一体感は圧巻だ。

「マジでワンツー。マジでついてねえなんて言わねえ。勝利は逃げねえ。」という力強いラップパートでは、ゲーム配信で培った粘り強い負けん気が、音楽の中にもしっかり根を下ろしている。これまでの軌跡、神域リーグのドラフトから1年を経て、今なお進化し続ける姿に、リスナーたちからも「熱すぎる!」「このチーム最高!」と喝采が止まらない。

強く美しい“1チャンス”を求めて

夜の不安や焦燥、自分の中に巣食うダウト――それでも「たった一回の勇気を私にください」と祈るように歌うサビでは、思わず拳を握りしめるリスナーが続出。クールさの裏側に隠れた情熱とひたむきさが鮮烈だ。

間奏では「無に頼りたくなっても自分の力で。」というフレーズにもグッとくる。一歩踏み出す勇気こそが、どんな夜の闇も照らすというメッセージが実直に響く。楽曲の世界観を彩るイラストや映像も幻想的で、画面の隅々まで物語が詰まっている。

“Doubtful one chance”新たな物語の始まり

終盤、「Short turnモードだけれどちょっとをスカシちゃうかも」「これは絶対投資をだこう1 chance.」とウィットに富んだフレーズが飛び出し、リスナーの笑顔を誘う。楽曲を通して、緑仙たちの果敢な挑戦、そして仲間を信じる強さが鮮明になる1曲だ。

“Doubtful one chance”は、まさに一夜にしてリスナーの心を掴み、色褪せない輝きを放ち続けている。半歩先の希望へ――チームヘラクレス2024の新章が、またここから始まる。

この記事をシェアする

コメント (0)

コメントを投稿

このキーはコメント削除時に必要です
0/1000
まだコメントがありません