兎鞠まりが語る「TENET」同時視聴――ポップコーン片手に時空を駆け抜ける夜！

VTuber界のエンターテイナー、兎鞠まりがリスナーとともにクリストファー・ノーラン監督の映画「TENET」を楽しむ同時視聴配信が開催された。日常から飛び出し、難解な時空のパズルをみんなで紐解く熱い夜。その模様を臨場感たっぷりでレポートする。

タイムパラドックスもなんのその！ワクワク全開の準備タイム

配信冒頭から、兎鞠まりはリスナーに「翻訳字幕か吹き替えか」の永遠のジレンマをゆるく投げかけつつ、和やかな雰囲気でスタート。みんなの映画準備も個性豊かで、コーラやポップコーン、時にはケンタッキーまで登場し、まるで“おうち映画館”の様相。チャット欄からも「準備バッチリ！」の声が続出。広告タイムさえもポップコーン片手に「待つ待つ～」と優しさ全開で盛り上がる。

リスナー巻き込み型・体感型映画鑑賞

いよいよ映画本編が始まると、「最初の8分が最高」と高揚するまり。作品の複雑な構造に、リスナーも「全然分からん！」「なにこれ！？」と素直な驚きと戸惑いが溢れるが、まりは「みんな誰も分かってないから大丈夫」とチャーミングにフォロー。ニール登場や壮大なBGM、息つく暇もない緊張シーンには「うおー！」「かっけー！」の歓声。隙間なくリスナーを勇気づける掛け合いが、どんな難解な映画でも一体感を生み出していた。

謎が謎を呼ぶ展開に悶絶！映画の世界を噛みしめて

物語が進むにつれ、「時間軸」「逆行」「合言葉」など情報量過多の展開に、「一割も内容理解してない？」と素直な感想が飛び交う。それでも「大丈夫大丈夫」「疑問は頭にメモっとけ！」とまりは終始リスナーに寄り添いながら、難解さも一緒に楽しむスタンス。「バディものって良いよね」「スーツ着てる人みんなかっこいい」の独自目線や、「このシーン最高！」「クエン酸めるぞ！」など要所要所の愛のこもったコメントが炸裂。みんなで理解し合い、補完し合うコミュニケーションが、同時視聴ならではの魅力だ。

映画愛も爆発！二周目を勧める理由

配信後半、まりは「2回目見ると全然違う」「最初の8分だけでもリピートしてみてほしい！」と何度でも楽しめるTENETの奥深さに熱弁。自身も「4回目くらい」とのことで、「ニールの挙動が分かるとさらにワクワク」「オペラハウスのシーンで鳥肌が立った」と語り、何度観ても新たな発見がある映画体験をリスナーたちにも勧めていた。

兎鞠スタイルで“難解映画”が最高のエンタメに

終始、映画が分からなくても全力で楽しむべし！という兎鞠流のエールがみんなの心を満たした配信。リスナー同士が情報を補足し合い、「1周目の感想は超貴重」と盛り上がるコメント欄、「自分の解釈を大切に」というまりの言葉も心に刺さる。同時視聴の一体感とまりならではの視点、そして作品愛――。難解なTENETも、兎鞠まりと一緒なら笑顔で駆け抜けられる夜となった。

ラストは「みんなも作戦、頑張ってね！」とアツい激励で幕を閉じ、休日の夜に心に残る不思議な映画旅となった配信だった。TENETの世界と、まりの世界観。両方を味わえた贅沢な時間は、また新たな同時視聴の“合言葉”になったに違いない。