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2025年5月22日

水宮枢さん、Undertale初見走でトリエルと対話成立—パピルスと友好を結びホットランド到達

配信はRPG『Undertale』

配信はRPG『Undertale』(対話と回避が核のアドベンチャーRPG)で始まり、基本は「FIGHT」だけでなく「ACT」と「MERCY」で関係を築くことだと水宮枢さんが言葉にしながら進行した。「逃がすというのは戦いたくないという意味」(地底のカエルの助言)を拾い、話し合い重視の姿勢を初回から確立(「逃がせるようになったモンスターは…」のくだり)。クライマックスは遺跡の出口でトリエルに「戦いたくない」と訴え続け、無言の攻撃を耐えつつ対話で別れに至った一連。水宮枢さんは「戦いたくない」「スーはスーのこと殺そうとしてない人に戦えない」と価値観を反復し、視点を揺らさないまま突破した(約66分付近の対話場面 https://www.youtube.com/watch?v=abFdYwYguBE&t=4015)。その後はサンズ&パピルスとのコメディを経て友好関係となり、メタトンの番組まで到達。長時間でも集中と感情の舵取りが崩れず、初見ならではの瑞々しい読解が通底した。

遺跡の出口、対話で開いた道—トリエル戦の決定的瞬間

遺跡の出口でのトリエル戦は、初回配信の芯を示す場面だった。水宮枢さんは「一回話そうよ」「話し合いで解決しようよ」と繰り返し、攻撃を選ばずに「戦わない」を貫いた(「スーは戦わない」)。弾幕が当たらない演出に気づくと、「無敵になってるんだけど」と落ち着いて観察を続け、圧に屈しないまま対話を重ねた(「戦うか逃げるかしなさい」への応答も含む)。やがてトリエルの台詞が和らぎ、「お部屋に戻って」と葛藤を吐露する一線に到達。水宮枢さんは「帰りたいんだよね」と率直に受け止め、別れを告げる選択で通行を許された。対立の瞬間に暴力ではなく言葉を選ぶ判断と、相手の保護本能を尊重する聴き方が、配信全体の倫理を決めた局面だった。現場の張りつめた空気は、冒頭のプレイ画面の静かな調子と呼応して見えた。https://www.youtube.com/watch?v=abFdYwYguBE&t=4015

サンズとパピルス、投げて受けて増幅する—笑いの呼吸が物語を押す

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地上を出て最初の緊張が解けるのは、サンズとパピルスの掛け合いだった。サンズが「オイラはサンズ、見ての通りスケルトンさ」と緩い自己紹介を投げれば(「ブーブークッション」まで含めた前振り)、パピルスが「人間の襲来に備えるのだ」と大仰に受ける。水宮枢さんは二人のテンポに身を預け、「可愛いこの二人」と合いの手を添えて空気を増幅させた。以降もパピルスの“全色タイル”解説が雪崩のように続く場面で、水宮枢さんは要点を拾い直しながら「やばいメモすればよかった」と苦笑交じりに同行。笑いが疲労のクッションとなって移動区間を押し進め、視聴のテンポも整えていく。コメディの呼吸が初見プレイの不確実性を中和する構図は、配信全体の巡航速度を生んだ。https://www.youtube.com/watch?v=abFdYwYguBE&t=4329

転びながら立て直す—“青攻撃”の学習とパピルスとの和解、その後の追走劇まで

中盤の核は失敗からの学習だ。パピルス戦で“青攻撃は止まる”のルールを理解し切れず、「上のボタンを長押ししてジャンプ」とヒントをもらいながら何度も被弾。「水宮さん、命やばい」まで追い込まれるが、諦めずに行動の因果を体に刻み込むうちに、パピルスが情けをかけ「今なら見逃してやっても良い」と友好へつながった。その後、アイテム不足を悟ると街に引き返し買い足し(「バビコ」など)、追ってくるアンダインには「緑の間は逃げられない」を逆手に取り、赤に切り替わった局面で走って距離を取る判断で道を開いた。水宮枢さんの粘りは、苦境での言葉選びと手順の丁寧さに支えられている。行き詰まりのたびに状況を口に出し、ルールを自分の言葉に翻訳していく語りが、視聴者の“共犯的理解”を育てていた。https://www.youtube.com/watch?v=abFdYwYguBE&t=9490

初見でも迷わない入口—ACTとMERCYで世界を読む、公式導線と基本手順

『Undertale』は「倒さなくても進める」設計が特徴だ。序盤で「逃がせるようになったモンスターは…」とフロギーが教え、さらに「逃がすというのは戦いたくないという意味」と補足が入る。水宮枢さんはこの助言を確かめるように、泣き虫やお笑い蝶に対して“褒める・慰める・見逃す”の順で反応を観察し、名前が黄色に変わるサインを見極めて先へ進んだ。パズルでは「落ち葉を踏まない」の床形状を記憶して反映し、遺跡のスイッチは注意書きの文言を都度読み直して手を動かす。初見リスナーには、まず「ACTで相手の性格を知り、MERCYのタイミングを見る」こと、その上で回復と防具をケチらず整えることを提案したい。作品の設計思想は公式サイトに丁寧に記され、箱推し文化に馴染む導線もホロライブの公式から把握できる。https://www.undertale.comhttps://hololive.hololivepro.com/ を併読すると理解が滑らかだ。https://www.youtube.com/watch?v=abFdYwYguBE&t=2080

シリーズの現在地—メタトンの“番組”に到達、ホットランドで物語は加速へ

配信の終盤で舞台はホットランドへ。研究員アルフィスの「画面越しにあなたを観察してたの」という白状を経て(助太刀の立ち回りも含む)、ロボット・メタトンがクイズ番組と料理番組を連続で仕掛ける展開に入った。水宮枢さんは「最低だよ。なんてもの作ってんだ」とツッコミを入れつつ、正答誘導の視線や“人間魂フレーバー”の悪ノリを受け流し、ジェットパックの新機能で段取りを突破。核心の説明として、アルフィスは「青い攻撃は止まる、オレンジは動く」と電話で再確認も入れており、今後の弾幕読解の基礎が整った。ここまでで「遺跡→スノーフル→ウォーターフェル→ホットランド」と進行し、物語は王城と“バリア”へ向けて射程に入る。初回で倫理(対話)と運用(学習)の二本柱を立てたことが、次の決断の重さを増している。https://www.youtube.com/watch?v=abFdYwYguBE&t=19395

次回への視界—時間のやりくりも“誠実な実況”。続きは夜枠で

締めくくりに水宮枢さんは配信スケジュールを明言した。「22時からロボコ先輩の誕生日3Dライブがあるからそれ見たい」「今日23時…ぐらいから…始めますね」と、箱全体の動線と自枠の継続を両立させる案内でリスナーに共有。長時間走の後でもセーブを二度確認してから終了する慎重さも印象的だった(「もう一回セーブしとこう」)。ストーリーはメタトンとの因縁と王城のコアに向かう途上で切れており、次は弾幕の色ルールを活かした戦術と、アルフィスの“同行”がどこまで信用できるのかが読みどころになるはずだ。初回の約束——話し合いを最優先にする姿勢——をどこまで守れるか。夜の枠でその続きが確かめられる。https://www.youtube.com/watch?v=abFdYwYguBE&t=21103

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