【 ゴブリン・ノーム・ホーン 】労働して魔王を倒すゲーム⁉【 猫又おかゆ/ホロライブ 】
ゴブリン・ノーム・ホーンで“労働→角ビルド→ビーム斬り”の連鎖を証明した猫又おかゆさんのS制覇と「王の右腕」
労働で角を磨く、稼いで殴る。ジョブ回しの妙味が光った初見実践
今回の配信は、猫又おかゆさんが「ゴブリン・ノーム・ホーン」を初見で攻略した回だ。労働ミニゲームで資金を稼ぎ、角を買って戦闘を強化し、魔王方面の強敵に挑むという循環が主軸となる。操作の癖にまず笑いが起きる。ジャンプがW、Fでロードと独特で、画面の手描き調も相まってテンポが軽快だと受け取っていた。 労働パートではクリック開始からのチェインでスコアを積み、10コンボで給料30という可視的なフィードバックが早い。ここで「労働開始、1コンボ、2コンボ…スコア10本、給料30」と声に出しつつ手を刻んでいたのが印象深い。 稼ぎの手段は薪割り発電、便所掃除、タンポポの世話、ベルトコンベアで刺身を正しく積む作業など。特に便所掃除は、頭上から降るカラスのフンを避けつつリズム良く進める難しさと楽しさが両立していた。 配信全体は、労働で集中力と手癖を温め、角を買って中ボスの攻撃パターンを見切る、そして最終盤で称号「王の右腕」を引き当てる流れで、視点が常に「稼ぎ→投資→挑戦」に向いていた。 刺身ラインを捌いて小銭を積み上げる場面
バチバチ薪割りと刺身ライン、そしてカラス回避で“手と目”を作る
序盤は薪割り発電でチェインの手を作る。クリック開始から刻むたびにコンボが伸び、10本で30の賃金が入るテンポが心地良い。ここでおかゆさんは、敢えて「振り上げるくらい」が丁度よいと自分の手の速度をコントロールし、焦って早押ししてミスる典型を避けていた。 次に便所掃除。上から降る「お消水」とカラスのフンが時々重なり、被弾即アウトの緊張感がある。おかゆさんは「頭に降ってくる可能性がある」と予告しながら、横移動と一拍置いた停止で降下予測を組み合わせた。失敗も当然あり、「カラスのもフンなんかい」と半笑いで再スタート。 別メニューのタンポポ世話は、同じ操作を正確に繰り返す単純作業に見えて、実は視覚認知の持久戦。ここで「乗せます」をリズムにして、画面の合図を待ちすぎない勇気がスコアを伸ばす。 刺身ラインは「ノームの下に来たら左クリック」という単純な規則を徹底。おかゆさんは現実の食品現場を思い出しながら、目線の置き所をベルトとノームの交点に固定するやり方でミスを減らした。 稼ぎはドングリ拾いにも広げ、「金のどんぐり10個」「お猿いっぱい」を口にしながら、出現パターンの偏りに合わせてルートを引いた。途中で「ドーナツではありません、どんぐりです」と自分の口をツッコミつつ、ミスには「ああああ、くっそー」と感情を乗せてリトライに繋げる。 カラスのフンとお消水をフレーム回避する場面
角ビルドの決断と“端からバビューン”の読み、パリィで刻む反撃線
資金が貯まると角の購入。説明文を読み込み「廃材金属の角=防御特化」「小豆葉の角=氷を加工、致命強化」という軸を把握し、今の自分の精度と被弾率を加味して選ぶ。次は「もう一個上の角を買ったらゆるく行けるはず」という投資判断。 戦闘は読み合いが濃い。盾で「シールドアタック」を差し込み、敵の3段階モーションの2段目終わりにパリィを合わせる。おかゆさんは「振り上げるくらいでいい」と早出し暴発を抑え、横薙ぎ系にはステップ、直線突進は見てからパリィで線を返す。端から一気に「バビューン」と突っ込む攻撃は必殺格に設定されており、視線を端に置きすぎると焼かれる。そこで中央寄りの立ち位置から斜め後退する逃げを採用し、「これはもう安全に逃げる」で欲張らない選択を徹底した。 それでもビームは苛烈で、一度は一撃死。「このビーム強すぎる」と溜めの光や黄色い吹き出しを合図に読み替えた後は、照射線の角度を跨がず逃がす判断へ。チャットは「パリィうまい」と賞賛し、「黄色の吹き出しのタイミング」というヒントも飛ぶ。おかゆさんはそれを自分の体感に落とし込み、次周で確かに被弾を減らした。 リスクリターンの勘所も冴え、「ギャンブルになっちゃう、うま味がないなら無理しない」で危険択を切る判断が、最終的に撃破率を押し上げる下支えになっている。 端からの突進をステップ回避して反撃始動
ビーム即死からのリベンジ、全S達成「王の右腕」でピーク到達
配信最大の山は二つ。ひとつは初見ビームでの即死だ。照射の合図が曖昧に見える状況で、攻めのパリィの姿勢が裏目に出た。しかし直後のトライで「端からバビューン」を必殺扱いに格上げして“見てから避ける”にプラン変更。パターン分岐の見極めを優先し、欲張り反撃を捨てた。 もうひとつは稼ぎ面の天井抜け。薪割りとライン作業の反復を重ねた結果、コンボの手癖が完成し、チャイムの連打やクリックの間合いが安定。おかゆさん自身「ちょっとずつ上達している、金もちょっとずつ溜まってきている」と口にした通り、稼ぎ→角投資→再挑戦のループが加速していく。 角の選定もハマり、防御寄りで被弾を減らしつつ、確定反撃を致命で厚く取る運用に落ち着く。上位角の購入も視野に入り、「もう一個上を買ったらもっと楽にいける」という見立ては実戦の体感に基づくもの。 そして最終盤、全メニューS評価を揃えて称号「王の右腕」を獲得。ここまでの反復が成果に直結した瞬間で、チャットも「マルチエンディングだよ」と情報を投げつつ祝福ムードになった。おかゆさんは「全部Sきたー。王の右腕」と声を弾ませ、労働の手と目、戦闘の読みと我慢、すべてが接続した達成点を刻んだ。 全S達成で称号「王の右腕」を取る瞬間
角と労働の相乗で掴んだ手応え、次は上位角で“ゆるく勝つ”を検証したい
今回の成果は三点に集約される。第一に、労働パートの純粋な上達。刺身ラインのクリック精度、薪割りの手のリズム、カラス回避の視線管理がいずれも序盤より明確に向上した。 第二に、角ビルドの方針が遊びの骨格になったこと。防御特化の廃材角と致命寄りの小豆葉角という二大軸を理解し、敵のパターンや自分のミス率と噛み合わせて装備選択を揺らせたのが大きい。 第三に、戦闘での期待値志向。端からの突進は必殺級と定義し、ビームは無理をせず逃げ、パリィは狙いどころを限定。ギャンブル択を切る判断が安定に直結した。 結果として全Sと「王の右腕」を獲得できたのは偶然ではない。次回は「もう一個上の角」を実際に導入し、被弾前提の我慢構成から“ゆるく勝つ”構成への移行を検証してほしい。また、便所掃除やタンポポのさらに高難度ローテ、ドングリ狩りでのルート最適化も掘り下げ余地がある。おかゆさんの実践的な試行は見ていて腹落ちが速いので、次の挑戦も強く期待している。
配信の本編はOkayu Ch. 猫又おかゆさんの公式チャンネルから視聴できる。アーカイブや今後の予定はチャンネルページを参照すると良い。https://www.youtube.com/channel/UCvaTdHTWBGv3MKj3KVqJVCw また、所属のホロライブ公式サイトではプロフィールや最新情報がまとまっているので、合わせてチェックしておきたい。https://hololive.hololivepro.com/